コーティングの必要性
お客様に
「コーティングって必要ですか?」というご質問をよくいただきます。
当店としましては、お客様のお車を大切にしたいというお気持ちを考えると
「コーティングは必要」だと考えます。
もちろん、コーティングをしなかったから直接的にお車が故障したりということはありませんが、コーティングをすることでお車の艶や輝きが飛躍的に向上します。
この輝きを維持、管理していくことは、お客様のカーライフを素敵なものにしてくれると思うからです。
しかし、コーティングをおすすめしない場合もあります。
それは、コーティング施工後は何もお車の手入れをしたくない場合です。
せっかく高いコーティングを施工してもそれ以降の手入れをしなければ雨、糞、花粉などの外的要因によってコーティングを傷めてしまうことになります。
コーティングのメリット
美観の向上
コーティングを施工することで、ボディーが濡れたような艶感を得ることができます。 太陽の下で車を眺めると本当に眩しいくらいの輝きを放ちます。 また、色に深みが出るため、高級感が増したように見えます。
撥水性能の向上
水玉がポロポロ転がり落ちるような撥水性能を得ることができます。 これにより、ボディーに汚れが付着しにくくなります。 また、愛車が撥水している様子は見ていて気持ちがいいものです。
防汚性能の向上
コーティングの撥水性能により、ボディーに汚れが付着しにくくなります。 付着した汚れも洗車で落としやすくなります。
コーティングに対する誤解
外的損傷を防ぐ効果はほぼなし
コーティングで得られる被膜は1㎛にも満たない薄い被膜になります。
よく10㎛とか20㎛の被膜を売りにしている広告を見かけますが、当店ではそこまでの膜厚にすることは現実的ではないと考えています。さらに膜厚を実際に計測したところを見たことがありません。
なので弊社ではコーティングに「キズから塗装を守る」というまでの効果はないと考えます。
コーティング施工車は洗車がいらないは嘘
今はあまり見かけませんが、今でもまれにコーティング施工車は「雨で汚れが流れ落ちる」だから洗車をほとんどしなくていい。というセールストークを耳にします。
コーティング施工車も汚れます。逆にコーティングを施工することで汚れの質を変えてしまうこともあります。
コーティングは薄い被膜でデリケートです。適切なメンテナンスをしなければ簡単に被膜を傷めてしまいます。