当店のガラスコーティングは無溶剤
溶剤とは?
ある物質を溶解するための液体物質のことで、コーティングについて当てはめると「コーティング剤を溶解するための液体」ということになります。
なぜ溶剤が必要なのか?
一般的に使用されているガラスコーティング剤は比較的高分子のため、コーティング剤をそのまま使用すると施工性が悪く、塗り込みがしにくいものとなってしまいます。
結果、塗りムラ等が発生してしまい仕上がりの悪いコーティングとなってしまうのです。
施工性をよくするためには、炭化水素系の有機溶剤等を使用してコーティング剤を薄めてあげる必要があります。
炭化水素系有機溶剤について
炭化水素系溶剤とは炭素(C)と水素(H)からできた化合物となります。
炭化水素系溶剤の中でも
「トルエン」「キシレン」「ミネラルスピリット」は塗料の溶剤としても使用されており、車の塗装をよく溶かす性質を持っています。
一般にコーティング剤はこういった溶剤で希釈されることが多く、それを施工することで一時的に表面上は艶、光沢が出て綺麗に綺麗に見えても、コーティングの定着部分では塗装面にダメージを与えている可能性が高いのです。
これはコーティング剤だけの話ではなく、一般に市販されているワックスなどにも使用されていることが多い溶剤なのです。
こういった炭化水素系の溶剤を使用したからすぐに塗装面に劣化が生じることはほとんどありませんが、長期的に使用することで確実に塗装面にはダメージを与えてしまうものとなります。
無溶剤ということは?
当店で使用するコーティング剤は比較的低分子の液剤を使用しており、炭化水素系溶剤で希釈しなくても施工性がよく仕上がりのよいコーティングとなるのです。
こういった炭化水素系の溶剤を使用しないことのメリットとして
「薄まらないので施工面に残る有効成分が多い」「車を選ばず施工可能」「ガラス面や樹脂部分にも施工可能」「比較的環境に優しい」「比較的人体に優しい」というようなメリットがあると考えます。